マンションの住人を最優先にした経営形態

私が生まれる前から我が家はマンションを数件経営している。

その管理はずっと祖父の仕事であった。

不動産会社とのやりとりや、マンションに住みたい人とのやりとり、お金の管理まで全部一人で行っていた。

祖父は定年を迎えており、時間に余裕があったこともあるが、何より祖父がマンションの経営をやりがいとしていた。

しかし祖父が歳を重ねるごとに色々な問題が浮上してきた。

祖父一人に経営を任せることが難しくなってきたのである。




不動産会社とのやりとりでの間違いが増えた。

経営にあたっての細かい話が祖父には理解できなくなってきたのである。

何もかも「はい」と答えてしまうのでしなくてもいい契約を結んでしまい、大変になったこともある。

マンションの経営はひとつの契約で何百万という金額が動く。

お金もしっかり管理しておかないとマンションの故障の時にすぐに対応できなくなる。

そのような間違いが続いた事もあり、マンション経営は父に変わることになった。




父に変わった事で間違いは減ったが、父は祖父とは違い、別の仕事をしながらマンションを経営していく。

100%マンション経営に力を注ぐことが難しい。

そのため、不動産会社との話し合いの時は失敗を防ぐため、母も一緒に話を聞くことになった。

管理が疎かになってはいけない。

なにより信頼して住んでくれているマンションの住人に迷惑はかけられないのである。

住人がいてこそ経営が成り立つということを忘れずに努めることが最も大切であると考える。

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